• 2023.12.24

脂肪を燃焼をする

 

鯖に多く含まれるEPA（エイコサペンタエン酸）は、体内では生成できない必須脂肪酸のひとつです。

EPAは、アディポネクチンと呼ばれる脂肪燃焼を促進するホルモンの分泌量を増やすほか、脂肪の燃焼を促進する褐色脂肪細胞と呼ばれる細胞を刺激することが知られています。

 

そのため、鯖缶を食べてEPAを摂取すれば、中性脂肪や皮下脂肪・内臓脂肪などの脂肪の燃焼が期待できるでしょう。

実際に京都大学の研究でも、DHAとEPAを加えた高脂肪食をマウスに与えたところ、高脂肪食だけを与えたマウスに比べて内臓脂肪が10～25％減少する結果になったそうです。

 

 

鯖缶はスーパーフードと呼ばれるほど健康効果の高い食品で、身体に良い油であるオメガ3脂肪酸のDHAやEPAが豊富です。

DHAには、神経の情報伝達をスムーズにする効果があるため、記憶力向上や認知症予防が期待できます。

EPAは中性脂肪や動脈硬化の原因となる悪玉コレステロールを減らす働きがあります。どちらも、体内で合成できない必須脂肪酸なので食事から取り入れる必要がありますが、野菜やお肉に含まれる量は微量なので、DHAやEPAを多く含む魚油やエゴマ油を摂取するのが大切です。アレルギーの改善や生活習慣病予防にも効果があるので、積極的に取り入れましょう。

 

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